誠実・丁寧を当たり前に。
いつでもお客様目線で解体作業を
サントでは、グループ会社である「株式会社サンリムーヴ」が安全な環境保全を目指し、さまざまな有害物質の除去・処理サービスを提供しています。アスベスト除去工事では、専門知識と技術を駆使し、飛散防止対策を徹底しながら取り除きます。ダイオキシン除染工事では、土壌や建物の汚染を特定し、安全基準に基づいた除染を行います。建築物石綿含有建材事前調査では、解体や改修前に確認し、適切な対応策を提案します。また、煙突洗浄工事も行います。
Removal work
除去工事の流れ
01
事前診断
お客様から調査依頼を受けた後、迅速に建材中のアスベスト有無を調査。現地でのヒアリングや目視調査、試料採取と第三者機関での分析を行い、その結果を基に施工計画を策定します。作業者への教育と健康診断を実施し、安全な作業管理区域を設定します。
02
官公庁・その他届出
関係法令に基づき、官公庁への必要な届出を行います。工事計画届(除去処理工事)は労働基準監督署に14日前まで、作業届(除去処理工事)は作業開始まで、工事計画届(除去・封じ込め工事)は都道府県知事等に14日前まで提出します。
03
工事準備と近隣へのご挨拶
作業管理区域の設定や防護設備の設置、作業員への教育と健康診断を実施し、安全対策を徹底します。また、近隣住民へのご挨拶を行い、工事内容を丁寧に説明します。
04
アスベスト除去作業
作業は厳重な管理下で行われ、飛散を防ぐために防護服や呼吸用マスクを着用し、隔離環境でアスベストの除去を行います。外壁除去や吹付材の取除き、壁や天井ボード撤去、配管エルボの取り外し、ダクトパッキン除去など、発塵性が著しく高いアスベスト除去工事にも対応しています。
05
除去の確認・産廃処理
除去作業後、作業区域内外の空気中のアスベスト濃度を測定し、安全基準を満たしていることを確認します。除去されたアスベストは厳重に封じ込められ、法令に基づいて適切に処理・廃棄します。
06
工事完了と書類の提出
工事が完了した後、関係官庁への完了報告書を提出し、工事が無事に完了したことを報告します。
アスベスト調査・除去から
ダイオキシン除染まで。
サンリムーヴの除染・除去サービス
Asbestos removal method
除去工法(リムーバル工法)
長期的な安全を確保する
アスベスト除去工法
除去工法は、アスベストが使用されている建築材を全て撤去し、非アスベストの建築材で置き換える方法です。この工法は改築などの場合に特に適用され、一度アスベストを取り除けば、その後のアスベスト管理はありません。飛散性の高いアスベストを処理する際には最も安全な方法であり、解体工事を行う際には必須の工程となります。作業費用は封じ込めや囲い込みに比べて高くなり、作業時間も長くかかることもあります。しかし、この方法によってアスベストを完全に取り除くことができるため、その後の管理や健康面のリスクを最小限に抑えることができます。
Asbestos encapsulation
封じ込め工法(エンカプスレーション工法)
短時間・低コストで行う
アスベスト工法
封じ込め工法は、建物内に存在するアスベストを溶剤で固定し、飛散を防ぐ方法です。この方法では溶剤を吹きかけて固めるだけで済むため、作業時間が短く、除去に比べて費用も低く抑えられます。
封じ込め工法では、作業中にアスベストが飛散するリスクも極めて低いため、除去作業に比べて準備作業は必要ありません。ただし、作業中に粉じんが発生する可能性がある場合には、「特定粉じん排出等作業実施届出書」を作業開始日の14日前に提出する必要があります。
ただし、封じ込め工法ではアスベストを完全に除去するわけではないため、作業後も定期的な点検が必要です。また、解体時には除去作業が必要になるため、結果的に除去作業を行った場合よりも費用が高くなる可能性もあります。
Asbestos covering method
囲い込み工法(カバーリング工法)
短期間で実施できる
アスベスト飛散防止工法
囲い込み工法は、アスベストが露出している箇所をそのままにして、非アスベスト材料などを外部から取り付けてアスベストを完全に封じ込め、飛散を防ぐ方法です。
この方法は、天井や梁にアスベストが使用されている場合に頻繁に利用され、室内にアスベストが拡散するのを防ぎます。封じ込めと同様に、アスベストを除去するよりも工事期間を短縮でき、作業時の安全管理も容易です。ただし、天井が低くなる可能性や他の構造に変更が必要になる場合があります。また、アスベスト自体は取り除かれないため、作業後には定期的な点検が必要です。
その他、下記サービスも対応しています
ダイオキシン除染工事
ダイオキシンは「地上で最も強い毒性を持つ化合物」とされ、無色無臭で自然界や私たちの生活環境で発生します。ゴミ焼却炉や金属精錬工程、製紙工場の塩素漂白工程、森林火災や火山活動などで発生し、大気中で粒子と結びついて土壌や水を汚染し、生態系や私たちの健康に影響を及ぼします。ダイオキシン除染工事は、このような汚染を除去し、安全な環境を取り戻すための重要な工事です。汚染物質を調査し、最適な除去方法で安全に処理することで、私たちの生活と自然環境を守ります。環境保護のために、日々の生活から生まれた汚染の回収と消滅に努めています。
アスベスト含有建材事前調査
アスベスト含有建材事前調査は、建物の解体や改修工事の前に、その建物の建材にアスベストが含まれているかどうかを確認するための重要な調査です。調査は、設計図や施工記録の確認、現地での目視調査、必要に応じた建材サンプルの採取と分析で行います。分析結果に基づき、アスベストの有無や含有量が特定され、安全な施工計画を立てるための報告書が作成されます。この事前調査は、アスベストの飛散を防ぎ、作業員や周囲の住民の健康を守るために法律で義務付けられています。
外壁塗膜・下地調整材工共撤去工事
外壁塗膜・下地調整材工共撤去工事は、建物の外壁に施された塗膜やその下の下地調整材を取り除く工事です。老朽化や有害物質(アスベストなど)の含有が原因で行われることが多く、解体や改修の際に実施します。まず、外壁の状態を調査し、除去方法を決定します。次に、安全対策を講じながら専用機械で塗膜や下地材を除去し、飛散防止を徹底します。取り除いた材料は法令に基づいて適切に処理し、現場を清掃して工事を完了します。
煙突洗浄工事
煙突洗浄工事は、煙突内部に蓄積した煤や汚れを除去し、排気効率と安全性を保つための工事です。工場や発電所、焼却施設などで定期的に行われ、汚れの蓄積による火災リスクや排気効率の低下を防ぎます。事前に煙突の状態を調査し、適切な洗浄方法を計画します。専用のブラシや高圧洗浄機、化学洗浄剤を使用して汚れを除去します。最終確認を行い、清掃作業を完了した後、設備の安全性と効率性を確保します。